ブログ詳細｜えにしトラベル～ひと味ちがう、とちぎ旅～

2017.08.18

中禅寺立木観音で日光開山の歴史を探る

本日最初は『中禅寺』へ。中禅寺湖畔にある、勝道上人によって建立されたお寺です。

御本尊は『立木観音』という木彫りの観音様、そのほかに今回タイミングよく、初公開の『吉祥天像』を見ることが出来ました。※公開は11月30日まで

お堂に上ると、中禅寺湖と山々を上から望むことができます。美しさに心が洗われます。

ここには1つ伝説があります。はるか遠く奈良時代、16年の苦行の末、男体山の登拝を果たした勝道上人が、眼下に広がり中禅寺湖に小舟を浮かべて岸辺を巡拝していた時のことです。お経を唱えながら東の浜に近づくと、空からふわりと天女が降り立ち、優雅に歌舞を奉じて上人の偉業を称えました。

それ以来ここは『歌が浜』とよばれ、聖地としてたくさんの方が参拝に訪れています。

この建物では、急な階段を登ると鐘を鳴らす事が出来ます。なかなか出来ない経験に皆テンションUP。

立木観音は木彫りの千手観音様。その大きさは圧巻です。ぜひ一度、おとずれて見てくださいね。

※今回、訪れた場所※

住所:栃木県日光市中宮祠2578

電話:0288-55-0801

アクセス:JR日光駅、東武日光駅より中禅寺温泉下車。徒歩20分